お付き合い中の彼女から両親を紹介されることになれば、誰でも上手にお付き合いする方法を考えるのではないでしょうか？
また、自分の両親が大好きな彼に対してマイナス印象を抱いてしまったら、彼女も悲しくなってしまいますし、両親と彼の間で対応に困ってしまいます。
今回は、彼女の両親と仲良くなるための方法をご紹介致します。
あなたの良い所を前もって伝えておく
あなたの良い所を一番よく知っているのは、彼女です。そこで、紹介前に彼女から直接あなたの良い所をお義母様に伝えてもらいましょう。
良い印象のまま会えば、あなたに対して良い印象を抱いてもらえます。しかし、会話の中でさりげなく触れる程度にしておくのがポイント。過度な期待をさせてしまうと「期待外れ」とがっかりされてしまいます。
身なりを整える
彼女のご両親に紹介してもらう時に、よれよれのＴシャツと穴のあいたＧパンなどを履いていくと、それだけで「非常識な人」だと烙印を押され、マイナスポイントとなります。
彼女のご両親に紹介される時は、きちんとした格好がポイントです。特に、第一印象はとても大切ですので、なるべくスーツを着て伺いましょう。スーツを着て、菓子折りを持って、しっかりと挨拶をすればそれだけで誠実でしっかりした良い印象を与えることが出来ます。
スーツなら何でも良いと思い、よれたシャツや汚れたジャケット、すり減った靴などで伺うのは逆効果になりますので、事前に自分でチェックし、彼女にもチェックしてもらいましょう。
また、ひげやぼさぼさの髪の毛はNG。ひげは剃り、髪の毛は床屋や美容室で整えてもらいましょう。その時に、眉の手入れもしてもらうとさらに高ポイントです。
手土産は持参する
彼女が「手土産はいらないよ」と言うかもしれませんが、その言葉を真に受けてはいけません。彼女はいらないと判断しても、彼女の両親がどのような判断をするのかは別問題です。彼女の両親が彼女に「手土産いらないと伝えて」と言い、それをあなたに伝えたのだとしても、それを真に受けて手ぶらで行くと、表面は笑顔。でも心の中では「非常識だ」「こちらの遠慮を鵜呑みにするなんて」と思われてしまう可能性もあります。手ぶらで伺うのはマナー違反だと覚えておいて下さい。
手土産は、日持ちをしないものは玄関で渡しますが、日持ちのするものは部屋に通されたら、部屋で袋から出して渡します。
ご両親の好みを聞いて準備すると、さらに◎
挨拶をしっかりと
挨拶は、好印象のための重要なポイントです。挨拶が出来ていないと、それだけであなたは「礼儀がなっていない」と言うレッテルを貼られてしまいます。
玄関で「はじめまして。こんにちは」の挨拶。家の中に入る時は「お邪魔致します」。「ありがとうございます」を省略して「ありがとう」と言うのはとても失礼です。また、「頂きます」「ごちそうさまでした」などの挨拶もしっかり伝えましょう。
彼女や彼女の両親を呼ぶとき
彼女の両親の前で、彼女の事を呼ぶときには、いつも呼び捨てをしたり「ちゃん」付けをしていても、両親の前では「〇〇さん」と呼ぶようにします。
また、彼女の両親に対しては、「〇〇さんのお父さん」「〇〇さんのお母さん」と呼びましょう。いきなり「お父さん」「お母さん」と呼ぶと、「おまえにお父さんなど呼ばれたくない」「気が早すぎる」などと思われてしまいます。
彼女の悪口はNG
ご両親から、「料理の下手な娘でごめんなさいね」「甘やかして育てたものだから」などの言葉が出てきた時に、「確かに下手ですよね」など同意するのはNGですし、「わがままな所もありますが良い子ですよ」などの言葉もフォローになりません。ついうっかり同意してしまいそうになりますが、つられて悪口を言うとご両親は嫌な気持ちになります。
言葉遣い
男性の中には「○○ッス」等の言葉が敬語だと勘違いしている方がいます。運動部などに所属しているとそういう勘違いも起こりますが、これは敬語ではありません。彼女の両親からは好印象を持たれませんので、口癖の方は気を付けて下さい。
両親の前では節度をもって
うっかり両親の前でイチャイチャしてしまうカップルがいます。彼女の母親はあきれ顔。彼女の父親はイライラ。「二度とうちの敷居をまたがせるな」など言われたくなければ、彼女の両親の前でイチャイチャするのはやめておきましょう。手を握ったりするのもNGです。
長居はNG
彼女の両親と話が合い、リラックスして打ち解けることが出来ても、長居はNGです。初対面の紹介の日に長居するのはマナー違反ですし、打ち解けているのは彼女の両親が合わせてくれているからという可能性もあります。
お客様を自宅に呼ぶのは、やはり疲れます。また、どこかに食事に行ってそこで顔合わせなら、会食の時間が終わればそこで解散するのがポイントです。